すいません。
やっと整理できたので、UPします。
土曜日からの分。まとめて。
長くなりますが、ご了承ください。
7月25日土曜日。の続き。
現地時間8時20分(日本時間10時20分)明日の帰りの便のリコンファームを
昨日空港でしてくるのを忘れたので、電話をかける。
名前言って、便名言って、泊まってるホテルは?部屋番号は?など。
明日はホーチミンに行くんですよね?2時間前には来てね〜みたいな。
すっげー緊張したけど、意外と普通だったw
なんとなくでも英語で会話ってできるもんだ。
あ。明日は夕食を食べるだけのために、
ベトナムのホーチミンへ寄ります。
ホーチミンで思い出したけど、
「水曜どうでしょう」の原付ベトナム1800km。
あのときにすごいカブの群れが映ってましたが、
カンボジアも比較的カブ文化。
後ほど、通りの写真も載せますわ。
現地時間8時45分(日本時間10時45分)今日のガイド、ブッティとホテルのロビーで合流。
現地時間8時55分(日本時間10時55分)チケットチェックポイントでチケットを購入。1日券で$20。
チケットは写真つき。即席で撮影してくれる。
ちょうど親指で隠してあるところ、管理人の顔。
現地時間9時05分(日本時間11時05分)アンコール・ワットの前を通過。
午前中は逆光だから、見学は午後のほうがいいってさ。
現地時間9時15分(日本時間11時15分)アンコール・トム。南大門到着。象のお出迎え。
アンコール・トムはアンコール=都市、トム=大きな、で
「大きな都市」という意味だそうです。
周囲約12キロ。8mの城壁に囲まれた正方形をしています。
入り口は5箇所。東に2箇所(勝利の門と死者の門)、
他の方角に1箇所ずつ。
これは、南側にある南大門。
南大門へ通じる道(お堀にかかる橋)の両端には、
ナーガ(蛇の神)を引っ張り合う、神と阿修羅(鬼)が
それぞれ54体ずつ見られます。
左が神(画像半分壊れちゃった)
右が阿修羅。
南大門の高さは23m。てっぺんは4面に顔。
これは正面から。
やや斜めから。
南大門をくぐった中から。中央下には象が3頭。
ここからさらに車でおよそ10分。1キロ強。
アンコール・トムの中心に、バイヨン寺院があります。
入り口は東側。まっすぐたどっていくと、
アンコール・トムの「死者の門」に通じる。
当時、戦争に負けると
死者の門を通って、この寺院に来たそう。
ちなみに戦争に勝つと、「勝利の門」を通って、
象のテラスの中央を通って、王宮へ行ったそうだ。
バイヨン寺院には二重の回廊があり、中央には大きな塔がたっています。
第1回廊は屋根が壊れてしまっていますが、
当時(12世紀)の戦争の様子や、生活の様子が美しく彫刻されています。
これは当時の戦争の様子(左からカンボジア軍(耳たぶが長いのが特徴)、
右から中国軍・・・だったはず(髪を結って、あごひげがあるのが特徴。写ってないけど)
これは当時の生活の様子。面白いものが結構ある。
闘鶏で金をかけている様子とか、魚を焼いているとか、
酒を飲んで、踊りを踊っている、など。
第2回廊にも彫刻は歩けど・・・あまり残っていない。
第2回廊を抜け、中央に近づくと
3つの菩薩がいっぺんに収められる写真ポイント。だって(ブッティ談)
中央。お参りをしている人がいた。
北側にでた。有名な菩薩らしい。「クメールの微笑み」というらしい。
バイヨン寺院を北側から出た。
まっすぐ行くと、左側には象のテラス。
象の乗り場だったんだって。
中央は王が乗るとこ。左右に3頭ずつの象。
そこ以外は、ガルーダ(顔が鳥、体が人)やガジャシンハ(ライオンとガルーダ一体化)が
テラスを支えている彫刻。
象のテラスの中央から西へ向かうと、そこはピミアナカス。
「天上の宮殿」というそうだ。
頂上へ上ってみる。相当急な階段。西側からしか多分上れない。
頂上の中心。わかりづらいけど、リンガといわれる男性器の象徴。
このピミアナカスの西側に王宮があったそうだが
木造だったため、今では残っていないらしい。
そして北側には男池、女池という沐浴できる池がある。
女池のほうがかなり大きい。なんで?って聞いたら、
「王は一人、奥さん複数だったから」なんだって。
象のテラスの北側。ライ王のテラス。中心にライ王の像。
これは、レプリカらしい。本物はプノンペンの博物館にあるんだって。
ライ王を囲むように女官像があるが、首がない(盗まれたらしい)
テラスの壁には神と阿修羅の彫刻。一番下は魚。
現地時間10時40分(日本時間12時40分)これでアンコール・トムの見学終了。
現地時間10時45分(日本時間12時45分)勝利の門、車で通過。
現地時間10時47分(日本時間12時47分)タ・ケウ、通過。
現地時間10時52分(日本時間12時52分)タ・プロームへ。
当時の王が、亡き母のために作ったらしい。
これは西門。
かなり修復中だった。
そして、かなり木の根っこに絡まれている箇所が多い。
これがタ・プロームの中心。王の母が眠っていたらしいが
今はいないとのこと。
現地時間11時30分(日本時間13時30分)タ・プロームの見学終了。
これからちょっと離れた、バンテアイ・スレイへ。
現地時間12時00分(日本時間14時00分)バンテアイ・スレイ前の「Prasat Banteay Srey」というレストランで昼食。
鶏肉と野菜(青いトマト、ピーマン、たまねぎ、にんじん)のカシューナッツ炒め。
それと、ココナッツをくりぬいた中に白身魚となんか野菜のココナッツミルク煮?
ビール1缶と合わせて$10.5。おつりが2000リエルw
現地時間12時40分(日本時間12時40分)バンテアイ・スレイ。「女の砦」。
これは、アンコール・ワットやアンコール・トムとは
時代が違う。作られたのは967年だって。
第1周壁より内側を望む。
中は美しい彫刻が多い。中心にガルーダに乗った
ヴィシュヌ神の妻、ラクシュミー。両脇に象。
そしてなんといっても、「東洋のモナリザ」と呼ばれる像たち。
ほかにも美しい彫刻がここにはたくさんある。
現地時間13時35分(日本時間15時35分)バンテアイ・スレイの見学終了。
戻ってアンコール・ワットの見学へ。
現地時間14時10分(日本時間16時10分)アンコール・ワット。西側からの全景。
お堀にかかる長い通路を通って、西の門をくぐると、
そこには、アンコール・ワット内で唯一(らしい)
歯を見せて笑っているデバター(女神)がいる。
再び中を見ると、中心部が大きく聳え立つ。
池に映る姿ってのも、なかなかいいでしょ?
で、内部。
第1回廊の西側。古い物語が彫刻されている。サル軍と悪魔軍の戦い。
この中心にいるのが王。日傘の数が地位をあらわしてるんだって。
残念ながら、北側の「乳海攪拌」は修復中で見られなかった。
そして、第2回廊の壁面には彫刻はない。
第2回廊を抜け、第3回廊と中心の塔を望む。
これより中心部は入れない(修復工事中)けど、
第3回廊へ続く階段は、かなり急だった。
第2回廊の中心部側外壁に、これまた唯一(らしい)
しっぽ?の短いデバターがいる。
是非第3回廊へ入れるようになったら、また訪れたいものです。
現地時間16時50分(日本時間18時50分)アンコール・ワットの見学終了。
時間がちょっとあまったので、ブッティお勧めのマッサージへ。
現地時間17時00分(日本時間19時00分)市街地にあるマッサージ屋へ。足裏を1時間。$15。
現地時間18時05分(日本時間20時05分)ホテルに戻ってきた。ホテル前の通り。
カブ、多いっす。
「原付ベトナム」でも登場してました、ホンダ製の「Dream」という110cc?
ノーヘル、2ケツは当たり前。5ケツも見た。
現地時間18時20分(日本時間20時20分)ホテルの隣にあるコンビニで、ビール350ml缶3本とソラマメフライ。
あわせて$2.3。おつりがまた2800リエル。
リエルはカンボジアの通貨単位。$1=4000リエル。
$1以下のおつりはリエルなのが常みたい。
現地時間20時00分(日本時間22時00分)仕事が終わったブッティと待ち合わせて
近くの焼肉屋へ。
思いっきり地元の人ばっかり。
観光客の外国人は全然来ない店なんだって。
この肉(写真左上)が一皿$1.5。野菜(写真右上)はタダ。おかわり自由。
タレ(写真左下)はかなり独特。多分、魚の内臓を発酵させたやつじゃないかな。
んで、ビールがピッチャーで$2.5だったかな?
全部で$10.5・・・だった気がする。
他愛もない話をいろいろしましたよ。
んでビールをしこたま飲んで。
ちっさい女の子が花を売りにきたりね。
そしてその後・・・また飲みに?行きまして。
そこで会ったのは、24歳のアシェン。
色白で、あんまりカンボジアンっぽくなかった。
(写真撮っておけばよかったなw)
ボーイフレンドが日本にいるんだって。
離れちゃって寂しいんだぁ、
みたいな話をお互いに片言の英語で。
なんやかんやとホテルに戻ったのは
ちょうど0時。日本時間の深夜2時。
7月26日日曜日。
現地時間7時20分(日本時間9時20分)起床。今日も天気がいい。
(画像壊れてたので、サムネイルの拡大表示です)
現地時間7時30分(日本時間9時30分)朝食。昨日と同じ、ホテルのバイキング。
現地時間9時00分(日本時間11時00分)出発。オールドマーケットまで。
現地時間9時40分(日本時間11時40分)オールドマーケットをぶらぶら。
現地時間10時03分(日本時間12時03分)ちっさな店でカンボジアの扇子とジッポを買った。
はじめ、$13って言われて値切った。$11。
その店のおばちゃんと、お店を。
現地時間10時30分(日本時間12時30分)たまたま通りすがったトゥクトゥクの運転手、トライ。
空港までいくら?って聞いたら$5だって。
渋ってたら、そのうちいろいろ話し込んじゃって。
「地雷博物館に行った?」とか、「タイゾーって知ってる?」とか。
昨日はアンコール・トム、アンコール・ワット、バンテアイ・スレイくらいしか
行ってないよー、って言ったら
「そりゃダメだ。昨日のガイドは。」みたいなことを。
今日これから地雷博物館へ行って、タイゾーの墓へ行って
それから空港まで、$20で行くよってさ。
$20?高くない?ってまた渋ったら
じゃあ$15でいいよって。
どうしてもその2箇所は見せたいみたい。
話を聞いたら、トライは30歳。1980年生まれって言ってた。
(よくよく考えたら、計算合わなくないか?)
で、1980年って言うと・・・ちょうどポル・ポト政権から
ベトナムがカンボジアへ侵攻してきて、カンボジアは混乱しているころ。
その時代に生まれて、小さいころはとても大変だったみたい。
そして、タイゾー。一ノ瀬泰造って言う人。
カンボジアでは有名な人みたい。日本人は知らないのに・・・。
(知らないのは、学が少ない管理人だけなのかな?)
今で言う、戦場のフォトジャーナリストだったみたい。
んで、ポル・ポト派を悪く言っただかで処刑されたって。
ここまではトライに聞いた話。
んで、帰ってきたので、ちょっとネットで調べてみた。
トライの話の通りだった。・・・なるほど。
昨日ブッティも言ってた。
日本に行った時、カンボジアを知らない人が多かった。
でもアンコール・ワットはみんな知ってたって。
カンボジアに来て、遺跡とか観光地を巡るのも良いけど、
その国に来たんだから、そういう歴史を知るのも
旅の醍醐味だな、と思いまして。
ということで、急遽今日は2箇所見に行くことに。
現地時間11時25分(日本時間13時25分)向かっている途中。トライが突然商店の前で止まった。
なんでだ?と思ったら、商店の前に並べてある
黄色の液体のペットボトル(写真の中央)
・・・ガソリンだった。すごいな、カンボジアって。
現地時間12時18分(日本時間14時18分)地雷博物館(Mine Musium)へ到着。
アキ・ラーという人。カンボジアで地雷除去の作業をしている人。
除去して安全に処理をした地雷や、その工程などを展示。入場料$2。
いまでもカンボジアには500万個の地雷が眠ってるって。
間違ってエリアに入っちゃって、負傷したり亡くなったりする人も。
カンボジアでは隣国のタイとかベトナムとかと戦争が多かった国。
ちなみにシェムリアップという地名も
シェム(タイという意味)リアップ(負けるという意味)で
「タイが負けた」→「タイが負けて、カンボジアの地になった」みたいな
意味があるらしい(昨日ブッティが言ってた。)
今ではだいぶ平和になったけど(一部タイとの国境ではいざこざがあるけど)
戦争が残した爪あとが大きいってことを実感。
日本にいると、あんまりそういうのって考えないけど
戦争がいままで多くて、そしてその爪あとが残ってるのを目の当たりにすると
ずいぶん日本って平和なんだな、って思う。
栄えてはきてるんだけど、日本なんかに比べればまだまだ。
そういう無駄な戦争さえなければ、貧富の差もそんなになかったんじゃないかな。
いろんなことを感じた。
現地時間13時14分(日本時間15時14分)えらい森林のデコボコ道を通って、
一ノ瀬泰造の墓へ到着。
周りには何もない。
現地時間14時00分(日本時間16時00分)昼食。通りすがりの食堂。
ライスの上に焼いたチキンをのせて。5000リエル(約$1.25)
現地時間15時00分(日本時間17時00分)シェムリアップ市街に戻ってきた。
トライ行き着け(らしい)カフェ。アイスコーヒー$1。
店内から撮った写真。向かいはディスコなんだってさ。
現地時間15時19分(日本時間17時19分)シェムリアップ空港へ向かう。
現地時間15時35分(日本時間17時35分)シェムリアップ空港到着。
記念にトライと、今日1日乗ったトゥクトゥクを。
現地時間16時00分(日本時間18時00分)チェックイン完了。
そしたら外はスコール。
タイミングよかった。
現地時間17時18分(日本時間19時18分)VN826便、ホーチミンシティ行き出発。
さよなら、カンボジア。
これまで、人生で国内際あわせて40回以上飛行機に乗ってるけど
一番と言っていいほどの揺れ。本気で怖かった。
ベトナム航空ってあんまりいい評判聞かないし・・・
ああ、終わったか・・・遺書書くかな・・・と本気で考えた。
そんな時間はなかったけど。
現地時間18時16分(日本時間20時16分)なんとか無事に
ベトナム・ホーチミンシティ国際空港到着。
英語で書けば、Ho Chi Mihn。ホー・チ・ミン。
メシを食うため、入国する気まんまんだったのに、
乗り継ぎカウンターへ行って
「次の便の出発までの間に入国できますか?」
って聞いたら
「6時間未満の滞在は、入国できません」
って言われちゃった。
日本に向かう便の出発は23時40分。
滞在時間は5時間20分・・・
機内で入出国カードやらヘルスチェックの紙やら
がんばって書いたのに・・・(そのせいで遺書かけなかった)
滞在時間ぎりぎり足りず、ベトナム入国ならず!
次回の旅行、ベトナム決定w
ということで、ターミナルの中でお土産を物色。
家に持って帰るフォー、会社用お菓子を少々。
現地時間19時32分(日本時間21時32分)ターミナル内のレストランでフォー。
初めて食べたけど・・・こういうもんなのかなぁ?
あまり・・・管理人の口には合わない。
退屈な時間。およそ3時間半。
現地時間23時40分(日本時間27日1時40分)定刻どおりJO750便成田行き、出発。
さよなら、ベトナム。
27日7時26分成田空港到着。
初めての海外旅行、無事に帰国しました。
いろんな文化を知って、
いろんな歴史を知って、
いろんな人に出会いました。
十分すぎる収穫です。
海外旅行の醍醐味ってのは
そこにあるんでしょうね。きっと。
ということで、「人生観を変えに!アンコール・ワット一人旅」は
これにて完結。
お金を使いすぎたので、
しばらく旅には出ません。
日本でがんばって生きていきますw