先週の門別競馬観戦の翌日に
yogiboヴェルサイユリゾートファームさんを見学。
おとといのブログネタでは
ローズキングダム、ビービーガルダン、エンパイアペガサス、ヒルノダムールと
4頭をご紹介しました。
今日はさらにもう4頭をご紹介。
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まず最初は
「最強の1勝馬」エタリオウです。
全17戦して…勝ったのは未勝利戦の1勝のみ。
しかし
2018年の青葉賞(G2)・神戸新聞杯(G2)・菊花賞(G1)と
2019年の日経賞(G2)をいずれも2着。
日本ダービーや春の天皇賞でも4着。
2億円近い賞金を獲得、
1986年以降にJRAでデビューした1勝馬の最高獲得賞金額となりました。
父はステイゴールド、母ホットチャチャ。
2020年に引退、この牧場で種牡馬として繋養されています。
初年度の種付けは4頭だったそうです。
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続いてはロジクライ。
2016年シンザン記念(G3)、2018年富士S(G3)とマイル重賞を2勝。
通算では28戦して5勝。
父ハーツクライ、母はドリームモーメント。
母の姉には、BCターフ勝ち馬タリスマニックの母Magic Missionがいます。
昨年秋に引退し、種牡馬として繋養されています。

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そしてこの馬。管理人の今回訪問の目的でした。
アドマイヤジャパンです。
父サンデーサイレンス、母は1995年の阪神3歳牝馬S(G1:現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったビワハイジ。
G1を6勝しているブエナビスタ、2011年阪神ジュベナイルF勝ち馬のジョワドヴィーヴルの兄にあたります。
通算10戦2勝、2005年の京成杯(G3)勝ち馬です。
忘れもしない…2005年の弥生賞(G2)でのクビ差2着。
これなー…勝てると思って観てたんだけどなー。
さらに皐月賞3着、菊花賞2着は2馬身差。
いずれも負けた相手は…ディープインパクトです。
産まれた時代が悪かったとしか…。
2006年9月に引退、種牡馬となりましたが
稼ぎ頭だったのはテイエムダイパワー、ダンツキャンサーなど
最終的にオープンまで上がった馬が4頭かな。
そして最終的に現3勝クラスまで上がったシーブリーズライフが母となり
その子、サークルオブライフが昨年の阪神ジュベナイルFを勝ちました。
2018年に種牡馬を引退し、2019年からこの牧場で繋養されています。
yogiboのCMにも出ているとすっかり話題ですが…まだテレビで見たことないんですよねぇ。
この日は遠くでずっと草を食んでいました。
もうちょっと近くで見たかったなー。

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ご紹介する最後の1頭。
「破壊王」の異名をとる、タニノギムレットです。

父ブライアンズタイム、母はタニノクリスタル。
通算8戦5勝、2002年の日本ダービー馬。
その時の2着はシンボリクリスエス。
そしてダートで活躍したアドマイヤドンやゴールドアリュールも同じ世代ですね。
ダービー後の秋、屈腱炎を発症して引退。種牡馬となりました。
2012年に社台スタリオンステーションを訪れたときはまだ種牡馬として活躍していたころ。
産駒には…
2007年に牝馬として64年ぶりに日本ダービー優勝するなどG1通算7勝をあげたウオッカや
他にも重賞勝ち馬が多数います。
2020年に種牡馬を引退、この牧場で功労馬として繋養されています。
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放牧地に囲まれるように、3頭のお墓もあります。
右から
サンカルロ(短距離重賞を4勝:2020没)
ブロードアピール(ダート重賞(地方含む)6勝、ダービー馬ワグネリアンの母の母:2021没)
オーシャンブルー(中距離重賞2勝、2012年有馬記念2着:2022没)

まだ他にもたくさんの馬が繋養されていますが
みんな一緒に放牧されていて、しかもちょっと遠くて…判別できず。
なお、この牧場では宿泊もできるほか
会員になると放牧地の中に入っての見学などもできるようです。
詳しくは
yogiboヴェルサイユリゾートファーム 公式サイトをご覧ください。
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さて。
明日は大井競馬場で2歳馬による大事な重賞・ハイセイコー記念。
観戦に行くかなぁ…行かないかなぁ…