今日は連闘でジャパンカップ の観戦に、東京競馬場 へ行ってきました。
昨日の京都競馬観戦に続いての連闘。
今日は東京競馬場へ行ってきました。
何日ぶりも何も…先週の月曜ぶり。

今日のメインレース
ジャパン・オータムインターナショナルの1戦
ロンジン賞・第45回ジャパンカップ。国際招待のG1。芝2400メートル。
11月最初の日曜日に秋の天皇賞の観戦に来ましたが
今日のほうがお客さんは多かったですかねぇ…発表では7万7千人の入場だったとのこと。

今年のジャパンカップはフランスからの遠征馬1頭を含む18頭が出走予定でしたが、
昨年2着(同着)のドゥレッツァが今朝になって残念ながら取消。
17頭でのレースとなりました。

1番人気に支持されたのは、15番マスカレードボール。ドゥラメンテ産駒の3歳馬。
皐月賞3着、日本ダービー2着とクラシックには円がありませんでしたが、秋の天皇賞で勝ちました。
鞍上はクリストフ・ルメールJ。


2番人気も3歳馬、2番クロワデュノール。キタサンブラック産駒。
今年の日本ダービー勝ち馬ですね。前走は仏・凱旋門賞へ遠征して14着。
鞍上は昨日の京都2歳Sを勝っている北村友一J。


3番人気は14番ダノンデサイル。エピファネイア産駒の4歳馬。
昨年の日本ダービー勝ち馬。今年春のUAE・ドバイシーマクラシック(G1)で勝ちました。
鞍上は戸崎J。


そして4番人気、フランスからやってきた8番カランダガン(Calandagan)。
父はGleneagles(グレンイーグルス)。4歳のせん馬。
「ロンジン・ワールド・ベストレースホースランキング」では130ポンドで世界1位。
簡単に言うと…世界で一番強い馬…ということになるんでしょうかね。
今年ここまでサンクルー大賞・キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英チャンピオンSと
フランス・イギリスでG1を3連勝中。
今日の鞍上は短期免許で来日中…たぶんこの馬に合わせて短期免許をとったんでしょう
今年この馬ともに3つのG1を勝っている主戦騎手のミカエル・バルザローナJ。


そして5番人気、1番ジャスティンパレス。ディープインパクト産駒の6歳馬。
23年春の天皇賞の勝ち馬。G1勝ちは1つしかありませんが堅実。
今年は宝塚記念・秋の天皇賞でともに3着。
鞍上は短期免許で来日中のクリスチャン・デムーロJ。


これ…まだ出走馬がパドック周回中だったんですが
スタンドはもう身動きが取れないほどの超満員。

今日もレースの模様は管理人が現地で撮影した動画でどうぞ。
スタート直後、11番アドマイヤテラが躓いて川田Jが落馬。
逃げていったのは9番セイウンハーデス。
それほど強く押して主張していったわけではなかったようですが
前半の1000メートルが57秒6。これはかなりのハイペース。
それでも2番手追走の6番ホウオウビスケッツで58秒6〜7くらい
ちょうど中団にいた14番ダノンデサイルで59秒9〜60秒ちょうどくらい。
全体的にもだいぶ早い時計になりましたね。
向正面では10馬身以上あったセイウンハーデスの逃げ
4コーナーから直線を向いたところではもう2馬身くらいにまで縮まってました。
坂の上りで18番タスティエーラが前に出て、その外から2番クロワデュノールがいい脚で前へ。
このまま突き抜けるかと思ったところに
外から15番マスカレードボール、
さらに外からは道中後方4〜5番手にいた8番カランダガン。
クロワデュノールはマスカレードボールとカラ馬(アドマイヤテラ)の
ちょうど間に挟まる形で後退。
最後は日本の総大将・マスカレードボールと
フランスからの刺客・カランダガンの一騎打ちに。
(内に並んでカラ馬もいましたけど)
壮絶なたたき合い、制したのは…アタマ差で8番カランダガン。
2着…惜しかった天皇賞馬のマスカレードボール。
3着は中団からいい脚で追い込むも2馬身半差届かなかった14番ダノンデサイル。
以下、早め先頭も最後失速の2番クロワデュノール、5着クビ差1番ジャスティンパレス。
勝ちタイムは2分20秒3の世界レコード。レースの上がり3ハロンは34秒6ですが
勝ったカランダガンの上がりはメンバー中最速で33秒2。
フランスからこのレースのために日本へやってきたカランダガン。
フランス・イギリス・日本と3か国をまたにかけてG1を4連勝。
これが世界最強馬のレースなんですよね。
もうコメントのしようがありません。完全に脱帽です。
外国から遠征してきた馬がジャパンカップを制するのは
05年アルカセット以来20年ぶり。馬券に絡むのも06年ウィジャボード以来19年ぶり。

主戦を務めているバルザローナJも
早めに日本に来て、日本の馬場を感じ取っていたのでしょう。
日本でのG1は初勝利となりました。

先に馬券的な話を。
勝ったカランダガンは4番人気、2着マスカレードボール1番人気、3着ダノンデサイル3番人気
馬連11.8倍、馬単23.7倍、3連複19.3倍、3連単では110.7倍。

日本の馬がヨーロッパに遠征してなかなか勝てないのは…
やはり大きな理由は「馬場の違い」だと管理人も思います。
ヨーロッパの馬場は日本に比べてだいぶソフトな馬場。
スピードが出るというよりも、タフさやスタミナが要求されますよね。
ヨーロッパで育成されて調教されればやっぱりスタミナ型の馬が多く育っていくし
逆に日本で育成されて調教される馬は日本の馬場に合わせてスピード型になっていくし。
だからヨーロッパの馬がジャパンカップに遠征に来ても
スピードでついていけずにこの20年は勝てなかった。
ところが今日のカランダガン
スタミナは当然あるからヨーロッパでG1をいくつも勝てる
そしてさらに日本馬を差し置いて…上がり最速のスピードを持っているなんて…。
管理人はもうかれこれ30年競馬を見てきましたけど
完全に今日は度肝を抜かれました。
これは本当に世界最強馬ですよ。
馬券は盛大にハズレましたけど
今日はいいレースを観戦することができました。
---
さて。
次回の競馬観戦は金曜日の大井競馬場を予定しています。
地方で(共有で)所有している馬が
(たぶん)2頭出走する予定なので、応援に向かう予定です。
今日は東京競馬場へ行ってきました。
何日ぶりも何も…先週の月曜ぶり。
今日のメインレース
ジャパン・オータムインターナショナルの1戦
ロンジン賞・第45回ジャパンカップ。国際招待のG1。芝2400メートル。
11月最初の日曜日に秋の天皇賞の観戦に来ましたが
今日のほうがお客さんは多かったですかねぇ…発表では7万7千人の入場だったとのこと。
今年のジャパンカップはフランスからの遠征馬1頭を含む18頭が出走予定でしたが、
昨年2着(同着)のドゥレッツァが今朝になって残念ながら取消。
17頭でのレースとなりました。
1番人気に支持されたのは、15番マスカレードボール。ドゥラメンテ産駒の3歳馬。
皐月賞3着、日本ダービー2着とクラシックには円がありませんでしたが、秋の天皇賞で勝ちました。
鞍上はクリストフ・ルメールJ。
2番人気も3歳馬、2番クロワデュノール。キタサンブラック産駒。
今年の日本ダービー勝ち馬ですね。前走は仏・凱旋門賞へ遠征して14着。
鞍上は昨日の京都2歳Sを勝っている北村友一J。
3番人気は14番ダノンデサイル。エピファネイア産駒の4歳馬。
昨年の日本ダービー勝ち馬。今年春のUAE・ドバイシーマクラシック(G1)で勝ちました。
鞍上は戸崎J。
そして4番人気、フランスからやってきた8番カランダガン(Calandagan)。
父はGleneagles(グレンイーグルス)。4歳のせん馬。
「ロンジン・ワールド・ベストレースホースランキング」では130ポンドで世界1位。
簡単に言うと…世界で一番強い馬…ということになるんでしょうかね。
今年ここまでサンクルー大賞・キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英チャンピオンSと
フランス・イギリスでG1を3連勝中。
今日の鞍上は短期免許で来日中…たぶんこの馬に合わせて短期免許をとったんでしょう
今年この馬ともに3つのG1を勝っている主戦騎手のミカエル・バルザローナJ。
そして5番人気、1番ジャスティンパレス。ディープインパクト産駒の6歳馬。
23年春の天皇賞の勝ち馬。G1勝ちは1つしかありませんが堅実。
今年は宝塚記念・秋の天皇賞でともに3着。
鞍上は短期免許で来日中のクリスチャン・デムーロJ。
これ…まだ出走馬がパドック周回中だったんですが
スタンドはもう身動きが取れないほどの超満員。
今日もレースの模様は管理人が現地で撮影した動画でどうぞ。
スタート直後、11番アドマイヤテラが躓いて川田Jが落馬。
逃げていったのは9番セイウンハーデス。
それほど強く押して主張していったわけではなかったようですが
前半の1000メートルが57秒6。これはかなりのハイペース。
それでも2番手追走の6番ホウオウビスケッツで58秒6〜7くらい
ちょうど中団にいた14番ダノンデサイルで59秒9〜60秒ちょうどくらい。
全体的にもだいぶ早い時計になりましたね。
向正面では10馬身以上あったセイウンハーデスの逃げ
4コーナーから直線を向いたところではもう2馬身くらいにまで縮まってました。
坂の上りで18番タスティエーラが前に出て、その外から2番クロワデュノールがいい脚で前へ。
このまま突き抜けるかと思ったところに
外から15番マスカレードボール、
さらに外からは道中後方4〜5番手にいた8番カランダガン。
クロワデュノールはマスカレードボールとカラ馬(アドマイヤテラ)の
ちょうど間に挟まる形で後退。
最後は日本の総大将・マスカレードボールと
フランスからの刺客・カランダガンの一騎打ちに。
(内に並んでカラ馬もいましたけど)
壮絶なたたき合い、制したのは…アタマ差で8番カランダガン。
2着…惜しかった天皇賞馬のマスカレードボール。
3着は中団からいい脚で追い込むも2馬身半差届かなかった14番ダノンデサイル。
以下、早め先頭も最後失速の2番クロワデュノール、5着クビ差1番ジャスティンパレス。
勝ちタイムは2分20秒3の世界レコード。レースの上がり3ハロンは34秒6ですが
勝ったカランダガンの上がりはメンバー中最速で33秒2。
フランスからこのレースのために日本へやってきたカランダガン。
フランス・イギリス・日本と3か国をまたにかけてG1を4連勝。
これが世界最強馬のレースなんですよね。
もうコメントのしようがありません。完全に脱帽です。
外国から遠征してきた馬がジャパンカップを制するのは
05年アルカセット以来20年ぶり。馬券に絡むのも06年ウィジャボード以来19年ぶり。
主戦を務めているバルザローナJも
早めに日本に来て、日本の馬場を感じ取っていたのでしょう。
日本でのG1は初勝利となりました。
先に馬券的な話を。
勝ったカランダガンは4番人気、2着マスカレードボール1番人気、3着ダノンデサイル3番人気
馬連11.8倍、馬単23.7倍、3連複19.3倍、3連単では110.7倍。
日本の馬がヨーロッパに遠征してなかなか勝てないのは…
やはり大きな理由は「馬場の違い」だと管理人も思います。
ヨーロッパの馬場は日本に比べてだいぶソフトな馬場。
スピードが出るというよりも、タフさやスタミナが要求されますよね。
ヨーロッパで育成されて調教されればやっぱりスタミナ型の馬が多く育っていくし
逆に日本で育成されて調教される馬は日本の馬場に合わせてスピード型になっていくし。
だからヨーロッパの馬がジャパンカップに遠征に来ても
スピードでついていけずにこの20年は勝てなかった。
ところが今日のカランダガン
スタミナは当然あるからヨーロッパでG1をいくつも勝てる
そしてさらに日本馬を差し置いて…上がり最速のスピードを持っているなんて…。
管理人はもうかれこれ30年競馬を見てきましたけど
完全に今日は度肝を抜かれました。
これは本当に世界最強馬ですよ。
馬券は盛大にハズレましたけど
今日はいいレースを観戦することができました。
---
さて。
次回の競馬観戦は金曜日の大井競馬場を予定しています。
地方で(共有で)所有している馬が
(たぶん)2頭出走する予定なので、応援に向かう予定です。
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