JBCを振り返ろうかと思ったんですが…(まさかの突然の訃報に驚く。)
ホントに驚きましたね。
オーストラリアに遠征中だった
アドマイヤラクティ。
昨年の春の天皇賞やジャパンカップでも4着に健闘し
先日10月18日に行われたコーフィールドCで
悲願のG1制覇を成し遂げたばかりでした。
今日行われたエミレーツ・メルボルンカップ(豪G1)、さまざまな報道を元に書きますと
鞍上のザカリー・パートンJは「最後のコーナーで急に手ごたえがなくなった」と。
そして手綱を抑えてゴールに到達し、レースとしては22頭立ての22着。
そのまま脱鞍所へ引き上げてきて、そのまま倒れ
1分ほどのうちに心臓が停止した、ということのようです。
一部では「安楽死」という情報もありましたが、そうではなく
おそらく心不全か何かの発作による「突然死」であると(管理人は)推測します。
パートンJについては的確な判断をしたと思います。
たぶん「手ごたえがなくなった」時に、無理やり騎手が追うようなことをすると
そのままフラフラしながらラチに激突し、その場で死亡していた可能性があるので。
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馬は人間が思う以上に賢い動物です。
たぶんアドマイヤラクティ自身は
最後の最後まで力を振り絞って、脱鞍所まで戻ったのでしょう。
そこでレースが終わったことを、自身でもわかっていたのでしょう。
人間を背に、歩いたり走ったりしているうちは
倒れてはならないと、彼自身の最後の力でがんばっていたのではないかと思います。
倒れる瞬間の動画も、YouTubeにはUPされ始めていますね。
こればかりは騎手を責めることもできません。
調教師や調教過程も悪くはないと思います。もちろん臨戦過程にも。
人間と同じ、馬も動物ですから
心臓発作など何の前触れもなく起こり得ます。
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たとえギャンブルのひとつとして始めた競馬であっても
長くその世界を見てくると、馬に対して愛着をもったり
馬の一生に一喜一憂したりすることも、珍しいことではありません。
競馬に「タラレバ」は禁物とされています。
「違う馬券を買っていれば」とか「あの馬が2着だったら」とか
そういう「タラレバ」もありますが
「アドマイヤラクティが無事に日本に帰ってきていれば…」
もしかしたらジャパンカップや有馬記念、来年春の天皇賞では、
日本のG1をも賑わわせていたかもしれません。
残念でしかたありません。
ご冥福を祈るばかりです。
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明日はできればJBCの大反省会を書くつもりです。
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クラシックのトライアルが1戦ずつ終わりました。(管理人なりの回顧を)
いよいよ3月。
もうクラシックも目前に迫ってまいりました。
この土日、
阪神では桜花賞トライアルのチューリップ賞
中山では皐月賞トライアルの弥生賞
それぞれ行われました。
管理人なりの回顧をしていきたいと思います。
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まずは、土曜日阪神のチューリップ賞から。
全体的に。
前半の5ハロンが60秒2。
平均ペース〜阪神マイルならやや遅いほうかもしれません。
単純に
このペースで逃げて、上がり34秒7の脚を使われてしまっては
後方からでは届くわけがありません。
クロフネサプライズはうまく自分のペースで逃げて最後まで押し切るという
いい競馬だったと思います。
おそらく今回はそんなにメイチの仕上げをしていないはずなので
同じような展開になれば、桜花賞でもそこそこ走ってきそうな気がします。
1番人気だったレッドオーヴァル。
メンバー中で上がり最速の34秒4。
先ほども書きましたが、展開的に後ろ過ぎたのが敗因でしょう。
ローブティサージュをマークしたいのはわからなくもないですが
あれだけ後方(直線まで後方4番手)にいては届くわけがありません。
桜花賞へは…賞金的にも微妙なところではないでしょうか。
2番人気のローブティサージュ。
まあこんなもんでしょう。
昨年の阪神ジュベナイルFを勝っていますから、賞金的に桜花賞はOK。
ここはあくまで「たたき台」。
今回の上積みは十分に見込めます。
2着だったウインプリメーラあたりは
人気がなさすぎた気がします。
前走、エルフィンSでは差しきられての2着ではありましたが
相手がディープインパクトの半妹。
エルフィンSは、レース自体がもう少し評価されてもいいと思います。
(エルフィンSで3着だったグッドレインボーも、チューリップ賞で5着と健闘)
牝馬路線は
実績は少ないながらも、トーセンソレイユが強いかなぁ?
ローブディサージュの巻き返し、クロフネサプライズの逃げ
このあたりが本番でも注目ではないでしょうか。
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牡馬クラシックのトライアル、弥生賞。
POGで指名している、カミノタサハラが勝ちました。
レース前、一部では「東京向き」との評価もありましたが
管理人は…なんとも思ってませんでしたね、正直なところ。
むしろ、中山の2000mは昨年暮れに経験しているし
ここは十分巻き返せるんじゃないかと…ちょっと期待してました。
ま、贔屓目はおいといて…
今日のレースは、前半の5Fが61秒6。
スローペースですね。
勝ったカミノタサハラ、2着のミヤジタイガあたりは中団よりやや前目かな?
3コーナーの入りでスパートを開始したカミノタサハラは
上がりこそ35秒フラットなので切れる脚ではありませんが
長くいい脚が使える印象。
ホープフルSでも3コーナー入りで後方2番手から最後は3着でしたから
今日のようなスローペースで中団からロングスパートの競馬にはあうのかもしれません。
皐月賞では…ロゴタイプあたりが飛ばしていったら、果たして届くのでしょうか?
人気馬については、ツイッターでつぶやいたとおり。
一応再掲します。
エピファネイアは賞金的にOK=デキ6割→4着、
コディーノは賞金的に微妙=デキ8割→3着、
キズナは賞金的にNG=デキ10割→5着。
エピファもコディーノも本番ではもう少し走ると思うな。
キズナは…残念ながら…という感じ。
エピファネイアは、大外からのスタートで
前に馬を付けられなかったのはイタイでしょうね。
向正面まで、かなりかかり気味でした。
そのためか、ちょっと早めに先頭に。
中山の坂でちょっとやられちゃった感じも否めません。
それでも4着になるところは、やはり実力はあると思います。
皐月賞では枠しだいではぶっちぎる可能性があります。
もう少し、前に馬を置いて、坂の上り口くらいまで我慢できれば。
コディーノは…この馬は強いわ。
朝日杯で断然の1番人気になったことに今日やっと頷けました。
ちょっと最後5頭でごちゃついたのは運が悪かったとしか言いようがないですね。
本番では間違いなく走ると思います。
キズナは…管理人的には、まったくの無印でした。
というのも、ラジニケを見て。
最後3頭(エピファ、バッドボーイ、キズナ)の競り合いになって
真っ先に沈んだキズナ。
競り合いに弱いタイプと見ます。
そして、ファレノプシスの弟、豊人気もあったんだと思いますが…人気過剰な感じ。
まあただ基本的に
去年のラジニケはあまり参考にしちゃいけないレース
(7頭という少頭数、前半の5Fが66秒という超ドスロー)
なので、それがすべてではないと思いますが。
キズナは残念ながら
賞金的には皐月賞は…出られないでしょう。
次走は京都新聞杯との噂もありますが
ダービーのことを考えるなら、青葉賞あたりで権利を取りに行ったほうが
いいような気が…広い府中のほうがあっていると思うし。
今日のレースを見る限りでは
エピファネイアとコディーノで皐月賞はイケそうな気もします。
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桜花賞トライアルは、フィリーズレビュー、アネモネSが
皐月賞トライアルは、スプリングS、若葉Sが
それぞれこれから行われます。
今年の3歳クラシックは、
牡馬・牝馬ともに混戦模様。
これからのトライアルレースにも注目していきたいですね。
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さて。
管理人の今週の予定を。
月・火は通常通り。夕方に帰宅。
水曜日は1日会議で…そのあとどうなるかわかりません。
木曜日は夜勤。金曜日が夜勤明け。
金曜日には大井競馬場へ向かうつもりでいます。
そして土曜日はサイトにかかわるもろもろを。
日曜日は中山牝馬Sを観に、中山競馬場へ向かう予定です。
先週・今週・来週と、中山競馬場は毎週行ってますね(^-^;;;
明日は、今月その先の
競馬場訪問予定を書いていく予定です。
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今年の目標、早くも頓挫。(予定していた協賛レースが…)
今日は金曜日。
新年会をされている方も多いのではないでしょうか。
明日も仕事な
「The Sunday Breeze」管理人です。
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さて。
元旦に今年の目標を立てました。
「今年『Sunday Breeze賞』を3箇所で実施!」
1箇所目に予定していた福山競馬での協賛レース。
申し込みが今週月曜日をもって打ち切られてしまいました。
残念ながら間に合いませんでした。
福山競馬場で
「Sunday Breeze賞」が行われることは
今後ありません。
皆様すでにご存知の通り、
福山競馬は、財政難を理由に
今年3月24日の開催をもって終了となります。
もうおととしのことになりますか。
熊本県の荒尾競馬が廃止になりました。
そして今年3月
福山競馬もなくなってしまいます。
またひとつ、日本から競馬がなくなります。
一競馬ファンとして
残念で仕方がありません。
もうこれ以上、競馬をなくさないために
われわれに出来ることって何でしょうか?
きっと、人それぞれ
出来ることって違うと思います。
管理人自身ができることは
サイトを通じて、日本全国の競馬の情報を提供して
そして管理人自身が赴いて、その競馬場をご紹介すること
だと思っています。
今後も「The Sunday Breeze」は
日本各地の競馬を応援したいと思っています。
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さて。
冒頭にも書きましたが、管理人は明日も仕事。
ブログネタは未定ですが
いつもの時間に登場する予定です。
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地方競馬の「垣根」もなくなってきたのかな?(…黒潮盃回顧)
寝不足で頭痛がしている
「The Sunday Breeze」管理人です。
あー…頭痛い。
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さて。
関東圏以外にお住まいの方には大変恐縮ですが
今日も南関東競馬ネタを。
先ほど、大井競馬場では
黒潮盃(南関東S2)が行われました。
1番人気だったのは、兵庫・園田競馬所属のオオエライジン。
出走取消や発走除外をはさみつつも、デビューから7連勝。
(除外の前の)前走では、兵庫ダービーに優勝。
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以下、管理人の(いままでの)偏見。
地方競馬は北海道から九州熊本まであるけれど、
やっぱり南関東の馬は一枚上手(うわて)。
ただね、これ、何の根拠もない。
管理人が
地方競馬は南関東しか知らないからなのかもしれない。
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以前も書いた記憶がありますが、
本当に強い馬は、どういう環境になっても強い。
初めての遠征だろうが、初めてのナイター競馬だろうが、
強い馬は強い。
場所なんて、関係ない。
管理人の偏見は、本当に偏見でしかないと。
ホッカイドウ競馬のコスモバルクだって、
笠松のラブミーチャンだって(オグリキャップとは言いません…世代違いますのでw)
地方競馬所属だからってナメてはいけない。
今日、園田のオオエライジンは
半馬身ちぎって勝ちました。
これで8連勝。
今後の動向が気になる1頭です。
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このチンケなサイトから、被害に遭われた方へできること。
トップページの頭にも書きましたが、
先ほど、15,000円を日本赤十字社に
義援金として送りました。
ここ数日間、
何かできることはないかを考えていました。
それは、
「情報を提供しているサイト」として。
「競馬」は
単なる「娯楽」かもしれません。
単なる「遊び」かもしれません。
それでも、
単なる「娯楽」や「遊び」でも
その情報を提供しているのです。
情報を提供するサイトとして、
情報の供給を止めることはできないと思います。
いくら、こんなチンケなサイトでも。
失礼な言い方かもしれません。
このサイトを運営していなければ
おそらく義援金は出さないと思います。
管理人自身は、いつもどおりの生活ができているから。
親類や知り合いが東北地方にはいませんから。
だけど、
東北地方を含め日本全国、いや、世界に
情報を発信する手段を持っているのです。
ホームページを持つ、それを管理するというのは、
それだけ、重大な責任があるということなのです。
個人の言いたいことを言うだけのサイトならまだしも、
各所から集めた情報を集約し、
それを提供するサイトなら、なおさら責任があるはずです。
どんな情報であれ、
必要とされている方がいます。
必要とされている方がいる限り、
正確な情報は、提供し続けなければなりません。
ならば、
節電を押し切り、サイトを運営して情報を提供していくなら
どのように被災された方を援助するのか?
情報を提供する代わりに得たものを
使うしかありません。
情報を提供しながら、広告も見ていただき、
そしてクリックしていただくことで、
「広告収入」は発生します。
その広告収入を
今回、義援金として寄付させていただきました。
少ない金額ではありますが、
被災者の方々に少しでも有効に使っていただきたいと願っています。
今、このサイトでできること。
正確な情報を提供していくこと。
それがたとえ娯楽の情報でも。
そして、その見返りを
被災者の方に有効に使っていただくこと。
1日も早い復興を
祈っています。
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