「タイム偏差値」グラフについて(ご質問をいただきました)
ご質問のメールをいただきました。
以下、一部抜粋。
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「タイム偏差値」のグラフの見方がわからないのです
是非とも教えていただきたいのですが。
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「タイム偏差値」とは、
「The Sunday Breeze」の出走予定馬ページの
下のほうにあります。
コース別のタイム偏差値グラフと、距離別タイム偏差値グラフです。
たとえばですね、マイルチャンピオンシップの出走予定馬。
下のほうに行くとありますね、
京都コースタイム偏差値と芝1600mタイム偏差値。
これは京都コースのタイム偏差値。
単純に、
その馬が今まで京都で走ったときの、偏差値の最大から最小まで
がグラフになってます。
たとえば、一番下のローレルゲレイロで見てみます。
この馬は、かつて京都競馬場では2回出走してます。
昨年のデイリー杯2歳Sと今年1月のシンザン記念。
それぞれ、タイム偏差値は54.6、49.5です。
で、グラフは、49.5から54.6にびよーっと線が引いてある
ということです。
当然、そのコースでの出走経験がなければ、
最大値も最小値も50となります。
「その馬の、そのコースでのタイム偏差値の最大と最小」がコース別タイム偏差値、
「その馬の、その距離でのタイム偏差値の最大と最小」が距離別タイム偏差値
ということです。
タイム偏差値の導き方は・・・と聞かれるとですね、
ちょっと微妙。
その年の、その競馬場で、その格で、その距離でのタイムで出した偏差値です。
わかりづらい?
たとえば、
2006年、京都競馬場、オープンクラス、芝1600mでの平均タイムは1分35秒02なんです。
ホントは2歳、3歳、4歳以上とか、馬場状態とかで
もっと細かく分けるべきだと思ってますが。
あとはその平均値を使って、数学的に偏差値を求めてるだけです。
ただ、問題なのは、
当然のことながら全出走馬のタイムの分布が
正規分布(平均が一番多く、分布曲線が釣鐘型になるような分布)
ではないということです。
なので、偏差値も正確なものではないということです。
数学は好きでしたが得意ではないので、この話はこの辺にして・・・。
それと、もうひとつ。
年齢の考慮はされていません。
たとえば、
2歳時にすごく活躍しました。偏差値も高かったです。
年齢を重ねるにつれ、能力は落ちてきました。
という馬がいたとします。
その場合、表示されるグラフの
最大値は一番過去(2歳時)の値で
最小値は一番直近(年齢を重ねたあと)の値となってることもあります。
要するに、
大してアテにならない
ということなんです。
ああ、元も子もない。
ちなみに各馬のページにある
距離別タイム偏差値についても、同じ方法で表示しています。
おわかりいただけましたでしょうか?
The Sunday Breezeやこのサーバルーム、3連単予想のページで
「わっかんねえな、これ」とか「これ、おかしくねえ?」とか
「どうなってんだ?」とかその他ご意見、ご感想ありましたら
「ご意見・ご感想・バグ報告はこちら!」より送ってください。
お待ちしております。
以下、一部抜粋。
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「タイム偏差値」のグラフの見方がわからないのです
是非とも教えていただきたいのですが。
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「タイム偏差値」とは、
「The Sunday Breeze」の出走予定馬ページの
下のほうにあります。
コース別のタイム偏差値グラフと、距離別タイム偏差値グラフです。
たとえばですね、マイルチャンピオンシップの出走予定馬。
下のほうに行くとありますね、
京都コースタイム偏差値と芝1600mタイム偏差値。
これは京都コースのタイム偏差値。
単純に、
その馬が今まで京都で走ったときの、偏差値の最大から最小まで
がグラフになってます。
たとえば、一番下のローレルゲレイロで見てみます。
この馬は、かつて京都競馬場では2回出走してます。
昨年のデイリー杯2歳Sと今年1月のシンザン記念。
それぞれ、タイム偏差値は54.6、49.5です。
で、グラフは、49.5から54.6にびよーっと線が引いてある
ということです。
当然、そのコースでの出走経験がなければ、
最大値も最小値も50となります。
「その馬の、そのコースでのタイム偏差値の最大と最小」がコース別タイム偏差値、
「その馬の、その距離でのタイム偏差値の最大と最小」が距離別タイム偏差値
ということです。
タイム偏差値の導き方は・・・と聞かれるとですね、
ちょっと微妙。
その年の、その競馬場で、その格で、その距離でのタイムで出した偏差値です。
わかりづらい?
たとえば、
2006年、京都競馬場、オープンクラス、芝1600mでの平均タイムは1分35秒02なんです。
ホントは2歳、3歳、4歳以上とか、馬場状態とかで
もっと細かく分けるべきだと思ってますが。
あとはその平均値を使って、数学的に偏差値を求めてるだけです。
ただ、問題なのは、
当然のことながら全出走馬のタイムの分布が
正規分布(平均が一番多く、分布曲線が釣鐘型になるような分布)
ではないということです。
なので、偏差値も正確なものではないということです。
数学は好きでしたが得意ではないので、この話はこの辺にして・・・。
それと、もうひとつ。
年齢の考慮はされていません。
たとえば、
2歳時にすごく活躍しました。偏差値も高かったです。
年齢を重ねるにつれ、能力は落ちてきました。
という馬がいたとします。
その場合、表示されるグラフの
最大値は一番過去(2歳時)の値で
最小値は一番直近(年齢を重ねたあと)の値となってることもあります。
要するに、
大してアテにならない
ということなんです。
ああ、元も子もない。
ちなみに各馬のページにある
距離別タイム偏差値についても、同じ方法で表示しています。
おわかりいただけましたでしょうか?
The Sunday Breezeやこのサーバルーム、3連単予想のページで
「わっかんねえな、これ」とか「これ、おかしくねえ?」とか
「どうなってんだ?」とかその他ご意見、ご感想ありましたら
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