皐月賞を振り返ってみますかね。(馬券を買ってないので気が楽)
なんでしょう、恐ろしいことに
馬券を買っていないと、冷静にレースを見られるもんですね
(当たり前といえば当たり前)
昨日、中山競馬場で行われました皐月賞。
昨日の昼に書いた予想と見比べつつ
レースを振り返ってみました。
まずはスタートから。
1番人気だった8番サトノクラウンは
ゲートの出(で)自体はそんなに悪く見えません。
行き脚がつかなかった感じですね。
置かれ気味になりました。
2番のドゥラメンテ
スタート直後に隣のスピリッツミノルに体当たり。
負けじとスピリッツミノルも体当たりしつつ、
ムチを入れながらも前に行こうとしますが
これまた行き脚つかず。
でもこれはすみれステークスと同じかも。
すみれステークスもおしておしてで
やっと1コーナーの入りで先手を奪えたレース。
今回はやはりG1で強力なメンバーも揃ってましたし
もともとそれほどテンのスピードがあるわけでもない馬ですから
気性的な問題で逃げの手をうってるんでしょうね。
でも今回ばかりは先手を奪えなかったと。
クラリティスカイが前に出て、
キタサンブラック、ワンダーアツレッタ、コメート、
そしてリアルスティールの内にスピリッツミノルという1コーナー。
この時点で12.5-10.7の23.2。まあこんなもんでしょう。
この位置取りのままで前半5Fが59.2。
予想通り59秒台の時計ですから、やや早いかな?というくらい。
レースが動き出したのは残り3Fを切ってから。
8番サトノクラウンは
後方の外から前へ進出しますが、
ダノンプラチナが外へふくれてタガノエスプレッソとともに外へ押し出され
さらに2Fを切って4コーナーから直線へ向くところで
内から2頭分の位置にいたドゥラメンテが7〜8頭分外へ一気にワープして押し出され…
…にしても前がとまりませんでしたね。
粘るクラリティスカイの外からキタサンブラック。
そして「待ってました」と言わんばかりにリアルスティール。
キタサンブラックとリアルスティールは
前走スプリングステークスで最後の切れ味では勝負がついていますから
リアルスティール勝ったな…と思いましたよね。
ところが…
なんでしょうなぁ。驚異的な切れ味でした。ドゥラメンテ。
上り3Fが33.9という、桁違いの追い込みが決まりました。
勝ちタイムは1分58秒2。
一昨年ロゴタイプがたたき出した1分58秒0のレコードタイムに
0秒2まで迫る好時計での勝利となりました。
ドゥラメンテについては
当然実力はあると思います(なければ33秒9の脚は使えません)
ですが、あのワープで外に持ち出せたことは間違いなく
この馬にとってよかったんでしょう。
あのワープがなければ、直線内で進路を探しながらでは
これだけの脚も使えなかったはずです。
ダービーでも当然有力ではありますが
気性の荒いのがどうにかならないでしょうか…。
枠順次第、展開次第では脚を持て余して惨敗…という姿もあり得ます。
リアルスティールについて、鞍上不安はありましたが
珍しく(←おい)正攻法なレース、ちゃんとしたレースができたように思います。
昨日は午前中も好位から進めて差し切り勝ち、というレースがありましたよね。
先週の桜花賞のこともありますし、これまでの皐月賞の展開もありましたから
スタートもよかったし、無理に抑えることなく先団に取り付いて
直線向いて前が詰まることもなく、いいタイミングで早め先頭で抜け出しを図りました。
差し切られたのは計算外だったと思いますし、
まさか33秒台の脚で上がってくる馬がいるとは…ね。
1番人気だったサトノクラウンにとっては
当然後方からの競馬になってしまったことで展開的に厳しかったのもありますが
それよりなにより4コーナーで2度も外へ外へと押し出されてしまったのは
相当なロスだったと見ます。
上り3Fが34.5。これはメンバー中2位タイですから
決して力負けではないことは確か。
位置取りと不利さえなければ勝ち負けになっていたのは間違いありません。
ダービーでは巻き返しが大いに可能だと思っています。
3着キタサンブラック、5着クラリティスカイ
2頭ともなかなか見ごたえのあるレースぶりでした。
どちらももうちょっと距離が短いほうがいいかもしれません。マイル向きかな。
あとは
ブライトエンブレム、ミュゼエイリアンあたりも
ダービーでは位置取り次第で十分巻き返し可能だと思います。
まだ時期尚早だとは思いますが、ダービー有力候補は皐月賞メンバーからだと
サトノクラウン、リアルスティール、ブライトエンブレムかな?
と思ってます。
当然位置取り次第ではドゥラメンテの2冠もありうるとは思いますが
馬群にもまれたときにどうなるのか…の心配のほうが大きいですよね。
青葉賞、プリンシパルSのダービートライアル、
京都新聞杯やNHKマイルCからの参戦もありますから
この先も注目していきたいと思います。
-----
さて。
明日は地方競馬の3冠レースの予想を。
南関東牡馬3冠レース第1弾の羽田盃
南関東牝馬3冠レース第2弾の東京プリンセス賞
ホッカイドウ競馬3冠レース第1弾の北斗盃
3レースの予想を書いていこうと思います。
馬券を買っていないと、冷静にレースを見られるもんですね
(当たり前といえば当たり前)
昨日、中山競馬場で行われました皐月賞。
昨日の昼に書いた予想と見比べつつ
レースを振り返ってみました。
まずはスタートから。
1番人気だった8番サトノクラウンは
ゲートの出(で)自体はそんなに悪く見えません。
行き脚がつかなかった感じですね。
置かれ気味になりました。
2番のドゥラメンテ
スタート直後に隣のスピリッツミノルに体当たり。
負けじとスピリッツミノルも体当たりしつつ、
ムチを入れながらも前に行こうとしますが
これまた行き脚つかず。
でもこれはすみれステークスと同じかも。
すみれステークスもおしておしてで
やっと1コーナーの入りで先手を奪えたレース。
今回はやはりG1で強力なメンバーも揃ってましたし
もともとそれほどテンのスピードがあるわけでもない馬ですから
気性的な問題で逃げの手をうってるんでしょうね。
でも今回ばかりは先手を奪えなかったと。
クラリティスカイが前に出て、
キタサンブラック、ワンダーアツレッタ、コメート、
そしてリアルスティールの内にスピリッツミノルという1コーナー。
この時点で12.5-10.7の23.2。まあこんなもんでしょう。
この位置取りのままで前半5Fが59.2。
予想通り59秒台の時計ですから、やや早いかな?というくらい。
レースが動き出したのは残り3Fを切ってから。
8番サトノクラウンは
後方の外から前へ進出しますが、
ダノンプラチナが外へふくれてタガノエスプレッソとともに外へ押し出され
さらに2Fを切って4コーナーから直線へ向くところで
内から2頭分の位置にいたドゥラメンテが7〜8頭分外へ一気にワープして押し出され…
…にしても前がとまりませんでしたね。
粘るクラリティスカイの外からキタサンブラック。
そして「待ってました」と言わんばかりにリアルスティール。
キタサンブラックとリアルスティールは
前走スプリングステークスで最後の切れ味では勝負がついていますから
リアルスティール勝ったな…と思いましたよね。
ところが…
なんでしょうなぁ。驚異的な切れ味でした。ドゥラメンテ。
上り3Fが33.9という、桁違いの追い込みが決まりました。
勝ちタイムは1分58秒2。
一昨年ロゴタイプがたたき出した1分58秒0のレコードタイムに
0秒2まで迫る好時計での勝利となりました。
ドゥラメンテについては
当然実力はあると思います(なければ33秒9の脚は使えません)
ですが、あのワープで外に持ち出せたことは間違いなく
この馬にとってよかったんでしょう。
あのワープがなければ、直線内で進路を探しながらでは
これだけの脚も使えなかったはずです。
ダービーでも当然有力ではありますが
気性の荒いのがどうにかならないでしょうか…。
枠順次第、展開次第では脚を持て余して惨敗…という姿もあり得ます。
リアルスティールについて、鞍上不安はありましたが
珍しく(←おい)正攻法なレース、ちゃんとしたレースができたように思います。
昨日は午前中も好位から進めて差し切り勝ち、というレースがありましたよね。
先週の桜花賞のこともありますし、これまでの皐月賞の展開もありましたから
スタートもよかったし、無理に抑えることなく先団に取り付いて
直線向いて前が詰まることもなく、いいタイミングで早め先頭で抜け出しを図りました。
差し切られたのは計算外だったと思いますし、
まさか33秒台の脚で上がってくる馬がいるとは…ね。
1番人気だったサトノクラウンにとっては
当然後方からの競馬になってしまったことで展開的に厳しかったのもありますが
それよりなにより4コーナーで2度も外へ外へと押し出されてしまったのは
相当なロスだったと見ます。
上り3Fが34.5。これはメンバー中2位タイですから
決して力負けではないことは確か。
位置取りと不利さえなければ勝ち負けになっていたのは間違いありません。
ダービーでは巻き返しが大いに可能だと思っています。
3着キタサンブラック、5着クラリティスカイ
2頭ともなかなか見ごたえのあるレースぶりでした。
どちらももうちょっと距離が短いほうがいいかもしれません。マイル向きかな。
あとは
ブライトエンブレム、ミュゼエイリアンあたりも
ダービーでは位置取り次第で十分巻き返し可能だと思います。
まだ時期尚早だとは思いますが、ダービー有力候補は皐月賞メンバーからだと
サトノクラウン、リアルスティール、ブライトエンブレムかな?
と思ってます。
当然位置取り次第ではドゥラメンテの2冠もありうるとは思いますが
馬群にもまれたときにどうなるのか…の心配のほうが大きいですよね。
青葉賞、プリンシパルSのダービートライアル、
京都新聞杯やNHKマイルCからの参戦もありますから
この先も注目していきたいと思います。
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さて。
明日は地方競馬の3冠レースの予想を。
南関東牡馬3冠レース第1弾の羽田盃
南関東牝馬3冠レース第2弾の東京プリンセス賞
ホッカイドウ競馬3冠レース第1弾の北斗盃
3レースの予想を書いていこうと思います。
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