過去の有馬記念の傾向を分析したいと思います。
今朝、今年最後の夜勤の作業を終えた
「The Sunday Breeze」管理人です。
来週もう一晩夜勤はありますが、
年末年始の警備でございます。
もうそんな時期なんですねぇ。
-----
さて。
昨日昼、有馬記念出走の14頭
枠順が決まりました。
管理人の最終的な予想は24日に書くとして、
今日は過去のデータから、有馬記念を見てみたいと思います。
有馬記念。
年末恒例の大レースでございますね。
競馬を普段やらない方でも
「有馬くらいは買ってみようかな?」という方
いらっしゃるんではないでしょうか。
今年で56回目となります、年末のグランプリ。
ファン投票によって、上位10番目までに選ばれれば
優先的に出走できるレースとなってございます。
今年のファン投票1位の馬は、
この有馬記念での引退が決まっている牝馬、ブエナビスタ。
日本国内で20戦して、馬券に絡まなかったのは1度だけ。
G1レースをすでに6勝。
有終の美を飾ることができるのか?
そして…今年話題となりました、もう1頭。
ディープインパクト以来の三冠馬、ファン投票2位のオルフェーヴル。
初めての古馬(4歳以上)との対決で、果たしてどこまで?
さて。過去のデータをあさってみます。
2001年から2010年までの10年間の勝ち馬と、その年の秋
2010年:ヴィクトワールピサ(←JC 3着←凱旋門7着←ニエユ賞4着)
2009年:ドリームジャーニー(秋天皇賞6着←オールカマー2着)
2008年:ダイワスカーレット(秋天皇賞2着)
2007年:マツリダゴッホ(秋天皇賞15着←オールカマー1着←札幌記念7着)
2006年:ディープインパクト(JC 1着←凱旋門3位(失格))
2005年:ハーツクライ(JC 2着←秋天皇賞6着)
2004年:ゼンノロブロイ(JC 1着←秋天皇賞1着←京都大賞典2着)
2003年:シンボリクリスエス(JC 3着←秋天皇賞1着)
2002年:シンボリクリスエス(JC 3着←秋天皇賞1着←神戸新聞杯1着)
2001年:マンハッタンカフェ(菊花賞1着←セントライト4着←1000万1着←500万1着)
…という感じで
?前走が菊花賞で勝ち
?前走がJCで3着以内
?前走が秋天皇賞で負けている
に大別できそうな…?
これが今回、単純に当てはまるのは
オルフェーヴル(菊花賞1着←神戸新聞杯1着)
ブエナビスタ(JC 1着←秋天皇賞4着)
トーセンジョーダン(JC2着←秋天皇賞1着←札幌記念1着)
ジャガーメイル(JC 3着←秋天皇賞9着←京都大賞典4着)
アーネストリー(秋天皇賞14着←オールカマー1着)
管理人が個人的に気になっているのは、菊花賞と有馬記念の関係。
菊花賞1・2着→その年の有馬記念
2010年
菊1着ビッグウィーク:有馬不出走
菊2着ローズキングダム:有馬出走取消(←JC 1着)
2009年
菊1着スリーロールス:有馬競走中止
菊2着フォゲッタブル:有馬4着(←ステイヤーズ1着)
2008年
菊1着オウケンブルースリ:有馬不出走(JC 5着)
菊2着フローテーション:有馬9着(←ステイヤーズ2着)
2007年
菊1着アサクサキングス:有馬不出走
菊2着アルナスライン:有馬不出走
2006年
菊1着ソングオブウインド:有馬不出走
菊2着ドリームパスポート:有馬4着(←JC2着)
2005年
菊1着ディープインパクト:有馬2着
菊2着アドマイヤジャパン:有馬不出走(JC 11着)
2004年
菊1着デルタブルース:有馬5着(←JC 3着)
菊2着ホオキパウェーブ:有馬不出走(JC16着)
2003年
菊1着ザッツザプレンティ:有馬11着(←JC 2着)
菊2着リンカーン:有馬2着
2002年
菊1着ヒシミラクル:有馬11着
菊2着ファストタテヤマ:有馬不出走(鳴尾記念4着)
2001年
菊1着マンハッタンカフェ:有馬1着
菊2着マイネルデスポット:有馬不出走(ステイヤーズ8着)
…菊花賞1・2着で、その年に有馬にぶっつけで挑んだのは
過去10年で5頭。なんと【1,2,0,2】(1頭は競走中止)。
これは参考データですけど、
菊花賞1・2着で1戦はさんで有馬へ出たのは、過去10年で6頭。
有馬は【0,0,0,6】(1頭は出走取消)だけど、
菊と有馬の間の1戦はJCかステイヤーズで【2,3,1,0】
オルフェーヴルがJCをはさんで有馬に出ていれば、
今回はあっさり「斬り捨て」が可能だったんだけど…。
-----
ちょっと見方を変えてみまして。
枠順で検討。
2010年:1着1枠−2着4枠
2009年:1着5枠−2着1枠
2008年:1着8枠−2着8枠
2007年:1着2枠−2着4枠
2006年:1着3枠−2着1枠
2005年:1着5枠−2着3枠
2004年:1着1枠−2着5枠
2003年:1着8枠−2着3枠
2002年:1着1枠−2着5枠
2001年:1着4枠−2着1枠
こう見ると、1枠率高いですねぇ。
過去10年20頭のうち、6頭が1枠。
逆に恐ろしいのは…6枠、7枠の連対なし。
今回人気になりそうな2頭が6枠ですが…。
4枠までの「真ん中より内」は
2008年を除いて、かならず連に絡んでいます。
明らかに「内枠有利」ってのは
データから見て取れるわけですね。
-----
過去10年、勝った馬の位置取りも見てみます。
有馬記念での位置取り(1−2−3−4コーナー)と前半1000mタイム(推定)
2010年ヴィクトワールピサ:4-4-2-2 62.0
2009年ドリームジャーニー:15-15-14-8 58.4
2008年ダイワスカーレット:1-1-1-1 59.6
2007年マツリダゴッホ:3-3-3-2 60.6
2006年ディープインパクト:12-12-11-10 59.5
2005年ハーツクライ:3-4-4-3 61.6
2004年ゼンノロブロイ:2-2-2-2 60.3
2003年シンボリクリスエス:6-6-5-2 58.4
2002年シンボリクリスエス:6-6-6-6 62.1
2001年マンハッタンカフェ:7-8-11-9 62.6
こう見ると…
2009年はリーチザクラウンが1頭前に出て
ペースが早かったから考えないことにして、
そして2006年ディープインパクトも別物として考えると
明らかに先行馬が有利。な気がする。
前半でペースが遅いことがわかって、
向正面でスッと先頭のトーセンジョーダンに並んで
そのまま…っていう昨年のヴィクトワールピサなんかは
ある意味正攻法というか、なるほど…と思うレース。
そして、2008年のダイワスカーレットも
よくぞという感じで外枠からすんなり先手を奪って、
自分のペースに持ち込み3〜4コーナーで差が詰まったものの、
結局最後はもうひと伸び。まんまと逃げ切り勝ちでしたね。
2007年も…マツリダゴッホは終始3番手につけて、
最後の直線でうまいこと内から抜けた感じ。
このときのダイワスカーレットは、逃げたチョウサンに詰めよって
4コーナーで外を回ったところで、その内からマツリダゴッホ…という感じ。
ここ数年からすると、
よほどペースが乱れなければ、前につけたほうが有利。
となると、今回のポイントは
外からアーネストリーは先手を取れるか?
キングトップガンあたりが逃げたらペースは?
ブエナビスタ、トーセンジョーダンあたりもすんなり前につけるだろうとして、
オルフェーヴルは後方から届くのか?
-----
いろいろ書き連ねて参りました。
あんまり分析できていませんね(-_-;;
管理人としては…ある程度絞れてはきていますが
いまだ結論出ず。
明日、最終的な予想を書きたいと思います。
当日は…中山競馬場で観戦してきます。
「The Sunday Breeze」管理人です。
来週もう一晩夜勤はありますが、
年末年始の警備でございます。
もうそんな時期なんですねぇ。
-----
さて。
昨日昼、有馬記念出走の14頭
枠順が決まりました。
管理人の最終的な予想は24日に書くとして、
今日は過去のデータから、有馬記念を見てみたいと思います。
有馬記念。
年末恒例の大レースでございますね。
競馬を普段やらない方でも
「有馬くらいは買ってみようかな?」という方
いらっしゃるんではないでしょうか。
今年で56回目となります、年末のグランプリ。
ファン投票によって、上位10番目までに選ばれれば
優先的に出走できるレースとなってございます。
今年のファン投票1位の馬は、
この有馬記念での引退が決まっている牝馬、ブエナビスタ。
日本国内で20戦して、馬券に絡まなかったのは1度だけ。
G1レースをすでに6勝。
有終の美を飾ることができるのか?
そして…今年話題となりました、もう1頭。
ディープインパクト以来の三冠馬、ファン投票2位のオルフェーヴル。
初めての古馬(4歳以上)との対決で、果たしてどこまで?
さて。過去のデータをあさってみます。
2001年から2010年までの10年間の勝ち馬と、その年の秋
2010年:ヴィクトワールピサ(←JC 3着←凱旋門7着←ニエユ賞4着)
2009年:ドリームジャーニー(秋天皇賞6着←オールカマー2着)
2008年:ダイワスカーレット(秋天皇賞2着)
2007年:マツリダゴッホ(秋天皇賞15着←オールカマー1着←札幌記念7着)
2006年:ディープインパクト(JC 1着←凱旋門3位(失格))
2005年:ハーツクライ(JC 2着←秋天皇賞6着)
2004年:ゼンノロブロイ(JC 1着←秋天皇賞1着←京都大賞典2着)
2003年:シンボリクリスエス(JC 3着←秋天皇賞1着)
2002年:シンボリクリスエス(JC 3着←秋天皇賞1着←神戸新聞杯1着)
2001年:マンハッタンカフェ(菊花賞1着←セントライト4着←1000万1着←500万1着)
…という感じで
?前走が菊花賞で勝ち
?前走がJCで3着以内
?前走が秋天皇賞で負けている
に大別できそうな…?
これが今回、単純に当てはまるのは
オルフェーヴル(菊花賞1着←神戸新聞杯1着)
ブエナビスタ(JC 1着←秋天皇賞4着)
トーセンジョーダン(JC2着←秋天皇賞1着←札幌記念1着)
ジャガーメイル(JC 3着←秋天皇賞9着←京都大賞典4着)
アーネストリー(秋天皇賞14着←オールカマー1着)
管理人が個人的に気になっているのは、菊花賞と有馬記念の関係。
菊花賞1・2着→その年の有馬記念
2010年
菊1着ビッグウィーク:有馬不出走
菊2着ローズキングダム:有馬出走取消(←JC 1着)
2009年
菊1着スリーロールス:有馬競走中止
菊2着フォゲッタブル:有馬4着(←ステイヤーズ1着)
2008年
菊1着オウケンブルースリ:有馬不出走(JC 5着)
菊2着フローテーション:有馬9着(←ステイヤーズ2着)
2007年
菊1着アサクサキングス:有馬不出走
菊2着アルナスライン:有馬不出走
2006年
菊1着ソングオブウインド:有馬不出走
菊2着ドリームパスポート:有馬4着(←JC2着)
2005年
菊1着ディープインパクト:有馬2着
菊2着アドマイヤジャパン:有馬不出走(JC 11着)
2004年
菊1着デルタブルース:有馬5着(←JC 3着)
菊2着ホオキパウェーブ:有馬不出走(JC16着)
2003年
菊1着ザッツザプレンティ:有馬11着(←JC 2着)
菊2着リンカーン:有馬2着
2002年
菊1着ヒシミラクル:有馬11着
菊2着ファストタテヤマ:有馬不出走(鳴尾記念4着)
2001年
菊1着マンハッタンカフェ:有馬1着
菊2着マイネルデスポット:有馬不出走(ステイヤーズ8着)
…菊花賞1・2着で、その年に有馬にぶっつけで挑んだのは
過去10年で5頭。なんと【1,2,0,2】(1頭は競走中止)。
これは参考データですけど、
菊花賞1・2着で1戦はさんで有馬へ出たのは、過去10年で6頭。
有馬は【0,0,0,6】(1頭は出走取消)だけど、
菊と有馬の間の1戦はJCかステイヤーズで【2,3,1,0】
オルフェーヴルがJCをはさんで有馬に出ていれば、
今回はあっさり「斬り捨て」が可能だったんだけど…。
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ちょっと見方を変えてみまして。
枠順で検討。
2010年:1着1枠−2着4枠
2009年:1着5枠−2着1枠
2008年:1着8枠−2着8枠
2007年:1着2枠−2着4枠
2006年:1着3枠−2着1枠
2005年:1着5枠−2着3枠
2004年:1着1枠−2着5枠
2003年:1着8枠−2着3枠
2002年:1着1枠−2着5枠
2001年:1着4枠−2着1枠
こう見ると、1枠率高いですねぇ。
過去10年20頭のうち、6頭が1枠。
逆に恐ろしいのは…6枠、7枠の連対なし。
今回人気になりそうな2頭が6枠ですが…。
4枠までの「真ん中より内」は
2008年を除いて、かならず連に絡んでいます。
明らかに「内枠有利」ってのは
データから見て取れるわけですね。
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過去10年、勝った馬の位置取りも見てみます。
有馬記念での位置取り(1−2−3−4コーナー)と前半1000mタイム(推定)
2010年ヴィクトワールピサ:4-4-2-2 62.0
2009年ドリームジャーニー:15-15-14-8 58.4
2008年ダイワスカーレット:1-1-1-1 59.6
2007年マツリダゴッホ:3-3-3-2 60.6
2006年ディープインパクト:12-12-11-10 59.5
2005年ハーツクライ:3-4-4-3 61.6
2004年ゼンノロブロイ:2-2-2-2 60.3
2003年シンボリクリスエス:6-6-5-2 58.4
2002年シンボリクリスエス:6-6-6-6 62.1
2001年マンハッタンカフェ:7-8-11-9 62.6
こう見ると…
2009年はリーチザクラウンが1頭前に出て
ペースが早かったから考えないことにして、
そして2006年ディープインパクトも別物として考えると
明らかに先行馬が有利。な気がする。
前半でペースが遅いことがわかって、
向正面でスッと先頭のトーセンジョーダンに並んで
そのまま…っていう昨年のヴィクトワールピサなんかは
ある意味正攻法というか、なるほど…と思うレース。
そして、2008年のダイワスカーレットも
よくぞという感じで外枠からすんなり先手を奪って、
自分のペースに持ち込み3〜4コーナーで差が詰まったものの、
結局最後はもうひと伸び。まんまと逃げ切り勝ちでしたね。
2007年も…マツリダゴッホは終始3番手につけて、
最後の直線でうまいこと内から抜けた感じ。
このときのダイワスカーレットは、逃げたチョウサンに詰めよって
4コーナーで外を回ったところで、その内からマツリダゴッホ…という感じ。
ここ数年からすると、
よほどペースが乱れなければ、前につけたほうが有利。
となると、今回のポイントは
外からアーネストリーは先手を取れるか?
キングトップガンあたりが逃げたらペースは?
ブエナビスタ、トーセンジョーダンあたりもすんなり前につけるだろうとして、
オルフェーヴルは後方から届くのか?
-----
いろいろ書き連ねて参りました。
あんまり分析できていませんね(-_-;;
管理人としては…ある程度絞れてはきていますが
いまだ結論出ず。
明日、最終的な予想を書きたいと思います。
当日は…中山競馬場で観戦してきます。
このネタへのコメント:
お疲れ様です。
僕もオルフェーヴルと古馬の力関係が気になってて、「菊と有馬の関係」辺りは興味深く見させて頂きました。
当日は僕も大阪から中山に行きます!1泊2日の強行軍です。。。
声だしてレッドディビスを応援してる奴が居てたらたぶん僕ですww
僕もオルフェーヴルと古馬の力関係が気になってて、「菊と有馬の関係」辺りは興味深く見させて頂きました。
当日は僕も大阪から中山に行きます!1泊2日の強行軍です。。。
声だしてレッドディビスを応援してる奴が居てたらたぶん僕ですww
2011年12月23日 23時02分に つばめさんによって書かれています
つばめさん。
コメントありがとうございます m(_ _)m
オルフェの古馬初対戦はとても気になりますよね。
そして頭を悩ませる…(-_-;;;
1泊2日で!中山へ!?
強行ですねぇ(^-^;;;
管理人ばりに強行だ…(自爆
管理人もゴール前のスタンドでカメラ構えてますので、
見かけたら声かけますねw
コメントありがとうございます m(_ _)m
オルフェの古馬初対戦はとても気になりますよね。
そして頭を悩ませる…(-_-;;;
1泊2日で!中山へ!?
強行ですねぇ(^-^;;;
管理人ばりに強行だ…(自爆
管理人もゴール前のスタンドでカメラ構えてますので、
見かけたら声かけますねw
2011年12月24日 11時16分に 管理人さんによって書かれています